この記事では、SeciossLinkとEDR製品「CrowdStrike」の連携機能の概要と設定方法を解説します。
機能の概要
SeciossLinkとEDR製品の「CrowdStrike」を連携することで、エンドポイントのセキュリティ強化を実現します。
CrowdStrikeが不正アクセスを検知した場合、SeciossLinkに検知イベントを送信します。イベント情報を受信したSeciossLinkは、端末を利用しているアカウントを自動的に無効化、もしくはアクセス時にリスクベース認証を適用して追加認証を要求することで、不審な端末からのアクセスを防止してセキュリティを強化します。
(例1)通常時のログインフロー
(例2)Microsoft Defender for Endpointで検知後、SeciossLinkでアカウント停止した場合の流れ
(例3)Microsoft Defender for Endpointで検知後、SeciossLinkで追加認証する場合の流れ
設定の流れ
CrowdStrikeと連携し、不審な端末からのアクセスを防いでセキュリティを強化するために必要な設定は以下のとおりです。
CrowdStrikeの設定
CrowdStrikeの設定を行います。
CrowdStrike Webhookの設定
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CrowdStrike管理コンソールにログイン後、画面左上のハンバーガーメニューをクリックして[CrowdStrike Store]の項目内にある[すべてのアプリ]をクリックします。
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CrowdStrike Apps一覧からツール名[CrowdStrike Webhook]を検索して、表示されたツールをクリックします。
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[設定の追加]ボタンをクリックして設定画面を開きます。
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設定画面に必要項目を入力します。
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[Name]の項目に、任意の名称を入力します。
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[Webhook URL]の項目に、以下のURLを入力します。
https://slink.secioss.com/api/threat.php/<tenantid>/crowdstrike
※画面イメージでは<tenantid>を「test.com」に設定しています -
[HMAC Secret Key]の項目に、任意の値を入力します。
[CrowdStrike Webhook]の設定項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Name | 任意の名称を入力します。 |
| Webhook URL |
以下のURLを入力します。 記入例: |
| HMAC Secret Key | 任意の値を設定します。 |
Fusion SOARの設定
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画面左上のハンバーガーメニューをクリックして[Fusion SOAR]の項目内にある[ワークフロー]をクリックします。
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Fusion SOARの画面で[ワークフローの作成]ボタンをクリックします。
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[ワークフローを最初から作成]を選択したうえで[次へ]ボタンをクリックします。
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トリガーの追加画面で[EPP Detection]を検索して、表示されたトリガーをクリックします。
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[次へ]ボタンをクリックします。
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ワークフローの設定画面で必要項目を設定します。
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[アクション]のアイコンをクリックします。
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アクションの追加画面で[Call Webhook]を検索して、表示されたアクションをクリックします。
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アクションの追加画面で必要項目を入力します。
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[Webhook名]の項目で、プルダウンメニューから[CrowdStrike Webhook]で作成した[webhookの設定名]を選択します。
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[データ形式]の項目で、プルダウンメニューから[デフォルト]を選択します。
- データ形式を設定すると表示される[Data to include]の項目で、プルダウンメニューから
[Sensor hostname] [Sensor platform] [Sensor mac address] [Severity]を選択します。 -
各項目の設定が完了したら[次へ]ボタンをクリックします。
- ワークフロー画面右上の[公開]ボタンをクリックすると、作成したワークフローの設定が保存されて公開状態になります。
[CrowdStrike Webhook]の設定項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Webhook名 | [CrowdStrike Webhook]で作成した[webhookの設定名]を選択します。 |
| データ形式 | [デフォルト]を選択します。 |
| Data to include | データ形式を設定すると表示されます。 以下の4つを選択します。 [Sensor hostname] [Sensor platform] [Sensor mac address] [Severity] |
以上でCrowdStrikeの設定は完了です。
SeciossLinkの設定
SeciossLinkの設定は以下のとおりです。
- クライアント証明書の設定
- リスクベース認証の設定 ※不正検知後の対応が「追加認証」の場合
- SeciossLinkのEDR設定
クライアント証明書の設定
ユーザーの端末にクライアント証明書を導入します。
参照する記事:クライアント証明書(SeciossLink)の発行
リスクベース認証の設定 ※不正検知後の対応が「追加認証」の場合
リスクベース認証を設定します。
リスクベース認証は、Microsoft Defender for Endpointで検知後にSeciossLinkでリスクベース認証(追加認証)を適用する場合に設定します。
※Microsoft Defender for Endpointで検知後、SeciossLinkのアカウントを無効化する場合にはリスクベース認証の設定は不要です。
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リスクベース認証を設定します。
参照する記事:認証ルールを設定する
※「認証ルールを設定する」>「認証ポリシーの設定」>「リスクベース認証の設定」をご参照ください。 -
認証ルールの認証方式に、「リスクベース認証」を追加します。
参照する記事:認証ルール登録
SeciossLinkのEDR設定
SeciossLinkの連携設定をします。
- SeciossLinkの管理コンソールにて、(左メニューバー)ITDR を開き、[EDR 設定]をクリックします。
- [EDR 設定]の項目で、ドロップダウンメニューから「CrowdStrike」を選択します。
- [HMAC Secret Key]の項目に、Singularity Webhookで設定した[HMAC Secret Key]の値を入力します。
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[重大度]の項目で、ドロップダウンメニューから「CrowdStrike」の検知レベルを設定します。
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[対応方法]の項目で、ドロップダウンメニューからCrowdStrikeが不正検知した際の対応方法を選択します。
[追加認証]:CrowdStrikeが不正を検知すると、認証ルールの認証方式に加えて「リスクベース認証」で設定した認証方式を追加で要求します。
[アカウント停止]:CrowdStrikeが不正を検知すると、その端末に紐づくユーザーアカウントのユーザー状態が無効になります。ユーザー状態が無効の場合、SeciossLinkにログインできません。
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すべての項目の設定が完了したら、下部の[保存]をクリックします。以上でSeciossLinkの設定は完了です。
※EDR設定で入力及び変更された項目が反映されるまで1時間ほどかかります。
図 CrowdStrikeのEDR設定画面の設定イメージ
表 SeciossLinkのEDR設定画面で設定する項目と説明
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| HMAC Secret Key | [HMAC Secret Key]の項目で設定した任意の値を入力します。 |
| 重大度 | CrowdStrikeから送信されるイベントの検知レベルを設定します。 CrowdStrike側のイベント検知における重大度のレベルは以下の5段階です。 • 重大 • 高 • 中 • 低 • 情報 |
| 対応方法 |
CrowdStrikeが不審なアクセスを検知した後のSeciossLinkの対応方法を選択します。
また、上記の処理を実施した後は、対象ユーザーのセッションをクリアします。 |
※上記すべての項目を設定してください。設定後は必ず保存してください。