SeciossLinkのデフォルト値、変換ルール、属性値変換で使用できる関数には以下のものがあります。
perlの標準関数では、”lc”、”uc”、”split”、”substr”、”sprintf”が使用可能です。
関数名 | 説明 | 記述例 | 結果例 |
---|---|---|---|
searchAttr | マスターのLDAPの条件に一致したエントリーから指定した属性値を取得します。
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searchAttr('mail’, '(uid=%1)’) | user@example.com |
date2time | LDAP形式の日時をUNIX時間に変換します。
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date2time('20150101010100Z’) | 1420041660 |
time2date | UNIX時間をLDAP形式の日時に変換します。
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time2date('1420041660’) | 20150101010100Z |
getValue | エントリー内の属性値を取得します。
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getValue('%0’, 'mail’) | user@example.com |
replace | 正規表現にマッチした部分の文字列を変換します。
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replace(';’, '%3b’, 'S=user01;O=Example;C=JP’) | S=user01%3bO=Example%3bC=JP |
strmap | 指定した文字列を別の文字列に変換します。
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strmap('active,inactive,deleted’, '0,1,2’, 'seciossAccountStatus: active’) | seciossAccountStatus: 0 |
randString | ランダムな文字列を生成します。
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randString(8, 'a..z’, 'A..Z’, '0..9’) | Gho3902h |
regmatch | 正規表現にマッチした文字列を取得します。
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regmatch('dn: uid=[^,]+,ou=People,([^\n]+)’, '%0’) | o=example,dc=secioss,dc=co,dc=jp |
dn2oupath | DNに含まれるOUをパスの形式に変換します。
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dn2oupath('uid=user,ou=Sales,ou=Tokyo,ou=People,…’, 'ou=People,’) | Tokyo/Sales |
path2dn | パス形式の文字列に変換します。
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path2dn('/Tokyo/Sales/’, 'ou’, 1) | ou=Sales,ou=Tokyo |
getAdStatus | Active Directoryのステータスを別の文字列に変換します。
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getAdStatus(0x200, 'active’, 'inactive’) | active |
hashPasswd | パスワードをハッシュ化します。
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hashPasswd('secret’, 'SHA’) | {SHA}5en6G6MezRroT3XKqkdPOmY/BfQ= |
attrAddOnly | マスターLDAP、マスターDB、CSVインポートの設定で、指定した属性に対して、新規追加のときだけ値を設定して、変更を行わないようにします。
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attrAddOnly('%0', 'sn', 'uid') | 新規追加の場合:'田中' 変更の場合:'鈴木'(変更なし) |