「統合ID管理」-「Microsoft Entra ID設定」より外部のMicrosoft Entra ID(旧名称:Azure AD)からユーザー情報やグループ情報を同期させる設定が可能となります。
事前にMicrosoft Entra ID側で設定を実施した状態で、SeciossLink側で設定を行ってください。
※特殊文字(“、@、%等)は全角で記載しているため、コピー&ペーストして実行する際には半角に直していただくなど、ご注意ください。
Microsoft Entra IDサービス側 事前設定
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Microsoft Azure にログインし、Microsoft Entra IDを開きます
※検索ボックスに「Entra」と入力することで一覧に「Microsoft Entra ID」が表示されます。
- 「アプリの登録」メニューを開いて、「新規登録」を選択します。
- 以下の項目を入力してアプリケーションを登録してください
- 名前:※任意のアプリケーション名を入力
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サポートされているアカウントの種類:
この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント(デフォルト値)
- 登録したアプリケーションの概要画面が表示されたら、”アプリケーションID”、”ディレクトリID”に表示されている値をコピーして控えてください。
その後、”証明書またはシークレットの追加”を選択してください。
- 証明書とシークレットの追加画面が表示されたら、”新しいシークレット”を選択して、クライアントシークレットの追加画面を表示させます。
「有効期間」には任意の期間を選択して「追加」を押下してください。
※
- クライアントシークレットの追加後に表示される一覧画面から、発行したクライアントシークレットの”値”に表示される文字列をコピーして控えます。
- 左メニュー「APIのアクセス許可」から「アクセス許可の追加」、”MicrosoftGraph”の順に選択します
- “委任されたアクセス許可”を選択して以下のAPIを許可し、”アクセス許可の追加”を選択します。
追加するアクセス許可一覧
Directory.Read.All
Group.Read.All
GroupMember.Read.All
User.Read.All - 追加が完了した際には、”xxxxxx に管理者の同意を与えます”を押下して、管理者の同意を付与してください。
- “Microsoft Entra IDのロールと管理者”の画面を開いて、”グローバル閲覧者”を選択します。
- “割り当ての追加”を選択して割り当ての選択画面が表示されたら、作成したアプリケーションの”アプリケーションID”を入力して検索し、表示されたアプリを選択して追加します。
Microsoft Entra ID側の事前設定は以上となります。
SeciossLink側 設定
「統合ID管理」-「Microsoft Entra ID設定」より設定画面を開いてください。
項目名 | 説明 | |
システムID | システムを識別する任意の値を設定してください。 | |
同期の設定 | Microsoft EntraID設定を有効にする場合チェックをいれてください。 “有効”にチェックを入れた場合、毎時00分に定期実行が行われます。 |
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アプリケーションID | Microsoft Entra ID側に登録したアプリケーションの”アプリケーションID”を入力してください。 | |
ディレクトリID | Microsoft Entra ID側に登録したアプリケーションの”ディレクトリID”を入力してください。 | |
クライアントシークレット | Microsoft Entra ID側に登録したアプリケーションで発行したクライアントシークレットの”値”を入力してください。 | |
ユーザー | Microsoft Entra IDからユーザーを取り込む際の設定 | |
同期の実行 | Microsoft Entra ID側からユーザー情報を取り込む際にはチェックを入れてください。 | |
同期条件 | Microsoft Entra IDからユーザーを同期する際の条件を以下から選択します。 ・グループ(表示名)のメンバーを同期する: メンバーを取り込む対象のMicrosoft Entra IDグループの表示名を入力してください。 ・同期フィルター: LDAPフィルタで規定したい場合は下を選択してLDAPフィルタ形式の条件式を記載してください。 また、当機能以外で登録されたユーザーを削除したくない場合などは、”Azureから登録したユーザーのみ同期“にチェックをいれてください。 |
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更新の種類 | Microsoft Entra IDから同期した際に実行する更新の種類を選択してください。 | |
属性 | Microsoft Entra IDから同期する際の属性にチェックを入れてください。 | |
デフォルト値 | 固定値を指定して取り込む属性がある場合に入力してください。 ※”属性”で未指定となっている属性が対象となります。 |
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グループ | Microsoft Entra ID側からグループ情報を取り込む際の設定 | |
同期の実行 | Microsoft Entra ID側からグループ情報を取り込む際にはチェックを入れてください。 | |
同期条件 | Microsoft Entra ID側からグループを同期する際の条件をLDAPフィルタ形式で指定してください。 | |
更新の種類 | Microsoft Entra IDから同期した際に実行する更新の種類を選択してください。 | |
属性 | 同期する属性を選択してください。 | |
デフォルト値 | 固定値を指定して取り込む属性がある場合に入力してください。 ※”属性”で未指定となっている属性が対象となります。 |
差分確認
設定が完了した際には、画面下の”差分確認”を選択することで、同期内容の差分を確認することが可能です。