「認証」>「認証ポリシー」から設定を行うことで、2回目以降のログイン時に2段階目の認証を省略させることができます。省略できる認証方法は「ワンタイムパスワード(メール・トークン)」と「FIDO認証」のみです。
認証ポリシーの設定
「認証」>「認証ポリシー」の設定にて、「多要素認証の省略」から省略したい認証方式を設定してください。
(例:「ワンタイムパスワード(トークン)」を省略)
ログイン時の挙動
2段階目の認証を行う際に「このブラウザを信頼する」というチェックボックスが表示されます。
チェックボックスにチェックを入れてログインが完了した後は、再ログインを求められた際に2段階目の認証が省略され、ユーザーは1つ少ない認証手順でユーザーポータルおよび連携サービスにログインできるようになります。
初回ログイン時の手順 | 2回目以降のログイン時の手順 |
① テナントID入力 | <省略> |
② ユーザーID入力 | ① ユーザーID入力 |
③ 1段階目の認証 | ② 1段階目の認証 |
④ 2段階目の認証 | <省略> |
⑤ ユーザーポータル・連携サービスへ | ③ ユーザーポータル・連携サービスへ |
※ユーザーが初回ログイン時に「このブラウザを信頼する」にチェックを入れなかった場合、2段階目の認証は省略されません。
※管理者やユーザーの操作によっては、多要素認証の省略状態が解除されることがあります。詳しくは、認証ポリシー「多要素認証の省略」をご覧ください。