管理コンソール左メニューの「ユーザー」-「新規登録」または「CSV登録」を選択すると、ユーザーを新規登録できます。「CSV登録」では、指定形式で記述されたCSVファイルを選択して登録することで、ユーザー情報の一括登録やユーザーID指定での一括削除を行えます。
下記より、ご希望の登録方法の手順へお進みください。
新規登録
- 個別のユーザーIDごとにユーザーを登録するには「新規登録」を選択してください。
- 必要に応じて下記項目を設定し、「登録」を選択してください。
ユーザーの登録項目※は必須項目です。
項目名 | 説明 |
---|---|
ユーザーID(※) | ユーザーを識別するID(半角英数字)を設定します。 ※入力項目には⾃動的に”@<テナントid>”が付加されます。 ※新規登録時に保存したIDは変更できません。</テナントid> |
社員番号 | ユーザーの社員番号を登録できます。 |
氏名(※) | ユーザーの氏名を「姓」と「名」に分けて設定します。 ※GoogleWorkSpaceへ同期する場合は以下の記号は使用しないでください。 +*()%#&$!?=<>/|~</> |
氏名(カナ) | ユーザーの氏名の仮名表記を「姓」と「名」に分けて登録できます。 |
別名 | ユーザーの別名を登録できます。 |
メールアドレス(※) | ユーザーのメールアドレスを登録します。 ※ユーザー名(メールアカウント)は64文字以内、ドメイン名は255文字以内、ユーザー名+ドメイン名は計256文字以内で入力してください。 |
メールエイリアス | ユーザーのメールエイリアスを登録できます。 ※メールアドレスを変更した場合には、変更前のアドレスが当項目に設定されます。 |
組織 | ユーザーの所属する組織をドロップダウンリストから選択して設定できます。 |
兼務組織 | ユーザーの所属組織を兼務させたい場合は、ドロップダウンリストから選択して設定できます。 |
地域 | ユーザーの所在する地域(国)を選択して設定できます。 |
言語 | ユーザーが使用する言語を設定できます。 ※設定した言語によってユーザーのログイン画面やポータル画面の言語表示が切り替わります。 |
パスワード | ユーザーのパスワードを登録できます。 ※未登録の場合は、ランダムな文字列で生成されたパスワードが自動的に登録されます。パスワード設定後は、以下のように最後にパスワードを変更した日時が表示されるようになります。 また、「次回ログイン時にパスワードを変更する」にチェックを入れると、対象のユーザーが「ID/パスワード認証」でログインした際に、パスワードの更新画面に強制的に遷移できます。 |
ユーザー状態 | ユーザーアカウントの状態(有効/無効)を切り替えられます。 ID/パスワード認証で、指定回数以上に認証に失敗した場合には、右側に「ロックアウト解除」チェックボックスが表示されます。チェックを入れて保存を実行すると、当該ユーザーのロックアウト状態を解除できます。 |
権限 | 管理者権限を設定できます。 ※管理者権限を付与されたユーザーのみが管理サイトにログインできます。
|
許可するサービス | ユーザーに使用を許可するサービスの有効/無効を設定できます。 ※シングルサインオンの設定で、連携が未設定の場合には表示されません。 |
ロール |
Microsoft 365、Salesforce、cybozu.com 等サービスのプラン、ライセンス等の割当てができます ※上記サービスとのID同期設定されている場合のみ表示されます。 ※Microsoft 365と同期している場合は、「表示名:Microsoft 365の内部コード」という形式で表示されます。 |
有効期間 | ユーザーアカウントの有効状態を自動的に切り替えられます。 yyyy/mm/dd~yyyy/mm/ddの形式で設定します。開始期日になると有効になり、終了期日を過ぎると無効になります。 |
簡易表示名 | Microsoft 365 のユーザーの簡易表示名の設定ができます。 ※Microsoft 365 との連携を利用している場合のみ表示されます。 |
アドレス帳表示 | Microsoft 365のアドレス帳へユーザーを非表示。 ※「シングルサインオン」-「Microsoft 365」の設定で、「メールボックスの設定」が有効の場合のみ表示されます。 |
※許可するサービスに「Google Workspace」「Microsoft 365」を選択した場合のユーザー同期項目について詳しくは「サービス同期情報」をご覧ください。
ユーザー情報を登録すると、ユーザー情報の編集ページの右上に、以下のタブが表示されるようになります。
※1 プロファイルが存在しない場合は、表示されません。
※2 「シングルサインオン」 - 「クラウドサービス」より、Google Workspaceの設定で、「Google Cloud Platform連携」の設定を有効化した際に表示されます。
※3 「RADIUS認証連携」機能が有効な場合のみ表示されます。
※4 利用テナントにて「特権ID」機能が有効な場合のみ表示されます。
CSV登録
CSVファイルを使用することで、以下のような機能が利用可能になります。
- ユーザー情報の一括登録
- ユーザーID指定での一括削除
- ユーザーに紐づくサービスのログインID情報の一括登録
以下にCSV登録の手順を詳しくご説明します。
- メニューバーの「ユーザー」-「一覧」を選択してください。
- ユーザー一覧の最下部左側中央にある「ファイル出力」ボタンをクリックしてください。
ここでダウンロードしたCSVファイルを登録フォーマットとして利用します。
- CSVファイルを開いて、各項目を設定してください。
一度管理コンソールでユーザーを登録した後にCSVファイルをダウンロードすると、設定内容をコピーできるので便利です。
- メニューバーの「ユーザー」-「CSV登録」を選択してください。
- 「ファイルを選択」ボタンをクリックして、読み込ませるCSVファイルを選択し、「登録」ボタンをクリックして登録してください。
CSVファイルの記述形式は画面上に記載されています。個別登録と同様、ユーザーIDと氏名、メールアドレスは記述必須項目です。ユーザー状態は有効または無効を記述してください。
ユーザーを削除したい場合は、ユーザー一覧画面から行います。詳しくは「ユーザーの削除」をご確認ください。
※CSVファイルで一度に登録できるデータは1,000件までです。1,001件以上あるCSVファイルを登録する場合にはファイルを分割してください。
※既に登録されているユーザーIDを指定している時に、パスワードが空値の場合はパスワードの更新は行われず、既存の値のままとなります。
※CSVファイルに記載されたパスワードに対して、パスワードポリシーのチェックは実施されません。
※新規ユーザー登録の場合にパスワードが空値の場合はランダムパスワードが設定されます。仮で設定されたパスワードは管理者などに通知されないため、パスワードの変更を別途管理コンソールで実施する必要があります。
※登録可能なMicrosoft 365、cybozu.comなどのロール情報は、「シングルサインオン」の設定で該当するクラウドサービスと連携設定がされている場合に表示されます。